昨日の阪神

3−1で中日に勝利。
危なく対横浜の3タテを消してしまいそうなところで、なんとか一矢を報いる事ができた。
しかし、想像もできない結末だった........。


とにかく、岩田と吉見の両投手による素晴らしい投手戦だった。
間違いなく、今年のペナントで記憶に残る試合だったと思う。


岩田・吉見とも0を9個ずつ並べて延長へ。
10回表の攻撃。
ランナー2・3塁で関本の放った打球は、強襲した吉見のグラブの中へ。
厨房でラジオを聴いていて、一気にため息が出た。
でも、「この試合なら、この後のピッチャーが打たれてサヨナラ負けしてもいいかも.......」 と思ってしまったのも事実。
実際、帰宅してから録画しておいたのを編集したのだが、このシーンはしっかりと残した。
普段、相手ピッチャーに抑えられたシーンは編集で必ずカットするんだけどね......。


代打が出て降板した岩田の代わりに出て来たのは藤川。
フォアボールを1つ出したが、危なげ無く三振3つで抑えて。
そして、ここからだった。


11回表のマウンドには、あちらの守護神・岩瀬。
鳥谷の2塁打のあと、マートンが前進していたセンターの前へ。
さすがに山脇さんが3塁で鳥谷を止めたが、ラジオのアナウンサーが 「あっ! ボールが1塁側へ逸れている! それを見て鳥谷がホームイン!! 均衡が破れました!!」 と絶叫。


それを聴いた俺。
何故だか良く分からんが、拳を突き上げて回転しながらジャンプし(笑)、着地と同時に片膝を厨房の床に着いて 「ヨッシャー!」 とガッツポーズをしていた。
アラフォーおっさんの奇妙なジャンプ。
ああ、厨房に人が居なくて良かった........(恥)。


その後、岩瀬の悪送球に二遊間の連携ミスなど、中日としては信じられないようなプレーが続いて3−0に。
「あの、岩田と吉見の素晴らしい投げ合いは何だったんだろう........?」 と、逆にこちらが呆然としてしまうような展開になってしまった。


その裏、マウンドには榎田。
「ここは抑え経験のある小林やろ!」 と思っていたら、案の定、センター浅井のちょっとまずいプレーもあったりして1点を失ってしまった。
でも、やはりここからがオールスターにも選ばれた榎田。
3番・森野、4番・和田をしっかり打ち取ってゲームセット!!


とにかく凄い試合だった。
ヒーロー・インタビューで鳥谷も言っていた様に、岩田に勝ちを付けてあげられなかったのが残念だけどね。
岩田の成長ぶりには、本当に感心させられた。