今日の阪神

2−2で中日と引き分け。
なんとか首位を死守。
スコア的にはそれほどに見えないが、壮絶な試合だった。


ドラムレッスンに行く前に、初回だけテレビで観戦。
期待された能見の復帰だったが、初回に簡単に失点してしまう。
「やはりアカンか......」
そう思って出かけた。


電車の中では携帯ラジオでMBSが受信できず、携帯でネットで逐一確認。
ネルソンを攻略できずにいたが、鳥谷のタイムリーで同点に。
ドラムレッスンが終わった後に確認すると、勝ち越されて1−2。
モスで夕飯、帰りの電車とその後も得点できず、帰宅した時には最終回の攻撃だった。


テレビをつけると、ランナー1塁でマウンドには岩瀬。
1塁ランナーの大和が走るも、谷繁に刺されて2死ランナー無し。
バッターは俊介。
正直 「終わった.......」 と思った。
ところがフルカウントから俊介が3塁打で、代打の桧山が寸での所でライト前に落ちるタイムリー!
ス、スゴイ! 追い付いた!!


結局サヨナラにはならずに延長へ。
ここからが壮絶だった。


若い小宮山とサインが合わずに、藤川が苦労のピッチング。
それでも抑えて、10回裏の攻撃。
3連打で1死満塁の大チャンスが訪れるが、浅井がバットを折られて前進していたセカンドへの軽い飛球。
ブラゼルが1塁に戻れずにダブルプレー
塁審に猛抗議したブラゼルが退場。
残念無念.......。


と、ここまではしょうがなかったが、アナウンサーの 「大変です! タイガースには野手が残っていません!!」 の言葉に愕然とする。
そうだった!
代打で野手は使い果たしていたんや!!
一体どうするの!?


結局呼ばれたのが、ピッチャーの西村。
投手が外野を守るのなんて初めて見たよ!!
それも相手打者の左右によって、ライトとレフトを行ったり来たり。
なんとも凄い試合じゃ.......。
幸いにも、西村の所にボールが飛んでいく事は無かった。
あぶないあぶない.......。


11回の攻撃では、2アウトから藤川も打席に。
三振に終わって12回も投げるのかと思ったら、マウンドに上がったのは福原。
「じゃあ何で、藤川に代打を送らんかったんや!」
とキレたが、そうだった、野手が居なくて代打を送れなかったのね。
重ね重ね、凄い試合じゃ........。


150キロを連発した(!)福原が12回表を抑えて負けが無くなり、いよいよ最後の攻撃。
簡単に2アウトになるが、新井が敬遠。
そう。
次の打者は、今日一度もマウンドに立っておらず外野を守ったピッチャーの西村。
ホンマになんちゅう試合じゃ........。
その西村。
絶対に打てそうにない空振り二つで追い込まれ、1つボールを見るが走った新井が2塁で刺されてゲームセット。


本当に壮絶な試合だった。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。