軽く感想を

7日のSTB139ライブの感想を、それぞれの曲ごとに覚えている範囲で軽く。


その前に、MCで圭ちゃんが言っていた舞台2本について。
5月・6月or6月・7月(←圭ちゃん自身がうろ覚えw)の2本のうち、時代物でない方はオトムギさんの 『ネムレナイト』(再々演)でいいのかな?
時代物の方は 「時代劇」 という事かな? という事は 『伊豆の踊り子』 以来のかつらを見れるのかな?   
まだまだ謎ばかりです......。


という事で、感想を
1.「ガタメキラ (太陽とシスコムーン)」
2.「香水 (メロン記念日)」

ライブ初めから二人の綺麗なハモリを堪能。 練習時間も無いだろうから、とあまり期待してなかっただけに、そのレベルの高さに驚いた。


この後のMCで皆で乾杯をしたのだが、その時すでに 「Strawberry KEMEKO」 を飲み干していた俺。 乾杯に参加できず、一人寂しい思いを.......。


3.「告白の噴水広場 (ベリーズ工房)」
4.「都会っ子 純情 (℃-ute)」

「あ、どこかで聴いた事あるな」 ぐらいの知識しかなかった俺。 ただ、テンポを落とすなど二人に合わせたアレンジがなされていたので、意外に良い印象を持てた。 特に、圭ちゃんには相性の良いアレンジだったと思う。   


5.「ヨイトマケの唄 (美輪明宏)」(矢口ソロ)
「素直に感動した」 という点では、俺的には間違いなくこの日のベスト。 やぐっつぁんもこの曲は歌い込んでいるのかな? 音程もほぼ完璧に近い形でとれていた。


そしてなんといっても、歌い手のやぐっつぁんの気持ちが良く伝わって来た。 直後のMCで圭ちゃんが 「矢口が泣かないか心配だった」 と言っていたが、それほどやぐっつぁんは気持ちがこもっていたんだろうね。

 
6.「恋におちて (小林明子)」(保田ソロ)
去年12月の 『雪の華』 に続き、今回もバラードを持ってきた圭ちゃん。 非常に難しい選曲ではあるが、良く歌いこなせていたと思う。 圭ちゃんの癖である 「フレーズの最後をブツ切り」 してしまう事も、『雪の華』 の時より幾らか改善されていた。


特筆すべき点は、地声からファルセットへの移動が以前よりもスムーズに出来ていた事。 これが美しく出来るハロメンと言えば前田のユキドンまっつーなんだけど、それにまた一歩近づけたような気がする。


ちょっとだけ苦言も。 いや、苦言という程のものでもないんだけど、ちょっとSax.がもったいなかったなあと思って。
去年12月のクロシェットで圭ちゃんのSax.を聴いて思ったのは、アクセントというかタンギングが弱いという事。 それだけでなく、根本的に楽器に吹き込む息のスピードが遅く感じられた。
だが、今回はそれがずいぶん改善されたように聴こえた。 だからこそ、もっと動き回るアドリブが聴きたかったが、実際に吹かれたのは短いフレーズで長い音符のみ。


非常にもったいない。 バラードだからこそ、Sax.ソロの部分は逆に動き回る方が映える。 俺も吹奏楽経験者だからなんとなく分るのだけど、圭ちゃんは結構吹けると思うのよ、技術的にも。 だからもうちょこっとだけ運指を練習して、Sax.ならではの “動く” ソロに挑戦して欲しい。   


7.「笑顔YESヌード (モーニング娘。)」
俺のドラムの練習曲であり、一度圭ちゃんの歌声で聴いてみたかった曲が来た!!  俺の他にお客さんが誰も居なかったら (←そんなライブ会場は無い)、大声を上げて狂喜乱舞しているところだったよ。


っていうか、OPとEDの愛ちゅん(←“愛ちゅん”言うな!)のフェイク(っていうのかな?)を、ぜひ圭ちゃんの声で聴きたかったの。 まさかその夢が叶うとは!!
もう、それだけでおなか一杯になった。 特にEDの方の圭ちゃんの声には痺れた。 高橋ちゃんゴメンね。 やはり大人な御姉様方の方が一枚上手みたい.......。


面白かったのは、圭ちゃんもやぐっつぁんも16分音符で上行・下行する 「ついて行くから」 や 「あなたの腕で」 の所を苦労していた所。 俺も帰りの特急の中で歌ってみたが (←キモイわ!!)、これ、結構難しいのね。


そういえば、この曲でも圭ちゃんの歌詞飛ばしが有ったような......(汗)。    


8.「Never Forget (モーニング娘。)」
「ああ、このライブはDVDにならないのかな?」
そう強く思わされた、この曲の入り。 全く予想だにしなかったアカペラでの入り (確か、Asamiさん達のコーラスもあったかな?)。 圭ちゃんとやぐっつぁんで顔を向き合ってハモる。 それを見られるのは、もう、極上のひと時でした......。


このライブ全編を見て思った事だけど、やはりやぐっつぁんの上ハモは絶品だね。 しかも圭ちゃんの声との相性も良い。 個人的には 「なちケメ」 以上だと思うの......。
  

9.「青春時代 1.2.3! (プッチモニ)」
この選曲も全く予想していなかった。 故に、イントロが聴いた時の嬉しさも倍増。
ただ、この曲でも歌詞飛(以下略)......。


全編を通してAsamiさんのパーカスは非常に良かったんだけど、ただこの曲のBドラ・フットは4分でなく、原曲通りの16ビートで踏んで欲しかった。
というわけで、俺は佐野さんの様に16分の引っ掛けを踏んでました.......(笑)。


10.「たんぽぽ (タンポポ)」
俺の選択、正解であり不正解でもある。
残念ながら、イントロのあと二人が歌い始めたところで会場を出た。 終演後のクロークやロビーの混雑を予想して出たんだけど、そのおかげで何とか最終の特急に間に合った。


でも、タンポポのレパートリーの中でも特に好きなこの曲を聴けなかったのは、本当に本当に残念。 しかも、この曲は圭ちゃんが選んでくれたそうで、そんな泣けるような二人の歌を聴けなかったなんてね.......(涙)。




俺の切なる願い
↑ちょっとオーバーな.......。
俺はハーモニーが好き。 ハーモニー楽器でもあるTrb.をずっと吹いていた事もあるんだろうけど、とにかく好き。 娘。を本格的に好きになったのも、『真夏の光線』 があったから。
9年前。 新宿駅南口のタワレコ。 あのビルにある大きなテレビ画面。 そこに映っていた 『真夏の光線』 のPVに釘付けになった。 歩道を歩いている人達にぶつかられながらも、ずっとそこに立ち止まって観ていたのを今でも良く覚えている。


話は逸れてしまったが、とにかく、この矢口&保田のデュエットをもっともっと聴いてみたい。 この二人のハーモニーは、ハロプロ内で結構高いレベルにあると思う。 ハロプロ外に出しても、そこそこ恥ずかしくないレベルだと思う。


だからこそ、今回の様な1回限りのユニットで 「練習時間がありませんでした」 なんて言う事なく、きちんとしたユニットとしてデビューさせて鍛え上げ、戦国時代と言われる女性ボーカリストの世界へ送り出して欲しい。


そんな事を思わされた今回のライブだった。