今日の阪神

9−1で東京ヤクルトに勝利。
ナゴヤドームでの悪夢が嘘のような大勝。昨日今日と、本当に良く打ってくれたよ。まったく引き摺っていないよね。とても良い事だね。


今日はなんと言っても杉山!
完璧なピッチングだったね。9回を完投して、113球・5安打・5奪三振で1失点。で、特筆すべきは四死球0。素晴らしい制球で今季初完投を成し遂げた。
今日はラジオで最終回までずっと聴いていたのだけど、初回から相手バッターの内角をズバッとえぐる投球が光っていた。


8月20日に初勝利するまでは1勝も出来なかった杉山。それが気がつけばそこから3連勝。 本当に、去年の頼もしい杉山が帰って来た。
岡田監督が言っていた 「今年一番の誤算は杉山」 なんていう言葉を吹き飛ばすような最近のピッチング。この正念場に、チームに勇気を与えてくれる活躍だ。


とにかくここの所、先発陣が本当に良くやってくれている。
7・8月に良いピッチングをしていた井川が、この正念場の9月に入り失速。でも、それを埋めるように、というかそれ以上に活躍してくれている安藤と杉山。ナゴヤドームでは負けたものの、それでも安定している福原と下柳。


先発のこの “5本柱” が確立して、最近の好調阪神を支えている。 「遅きに失した」 なんていう言葉も聞くが、いいじゃない。そうして “最後の意地” を見せ付ける事が出来ているんだから。


今日も11安打と、2夜連続の2ケタ安打を見せてくれた打撃陣。
初回と2回はヤクルト先発の川島が完璧なピッチングだっただけに、「今日は打撃陣が苦しみそうだな」 と思っていたが、終わってみれば9得点と大量得点をしてくれた。


藤本の先制タイムリーとなる3塁打に始まり、関本は2夜連続のHRを含む3安打猛打賞。そして矢野も3安打猛打賞で、2度の満塁のチャンスにいずれも2点タイムリー。


思い返せば、この3人も前半戦はとても苦しんでいた。
今でもちょっと苦しんでいる藤本が口火を切り、最近好調な関本と矢野が加点して行ってくれる。指揮を執っている岡田さんも、今日のこの3人の活躍は見ていて嬉しかったんじゃないかな? 
1番・赤星や4番・金本のバットが湿りがちなこの頃。それを埋めるべく活躍してくれるバッターが居るのは本当に心強い。


今日の中日は、またもや先発・中田の乱調で負けたらしい。でもね、何か中日の勝敗なんて気にならなくなってきたよ、最近は......。
気がつけば、この8連戦は6勝2敗。とにかく自分達が勝つだけ。それだけだ。


今日の試合を終えて、残りは14試合。ペナントレース・全146試合の9割を終えた所で、やっと確立できた “強いタイガース”。
残り一試合一試合、とにかく頑張ってくれ! タイガース!!