まだ、これから

『歌ドキッ!』。
田中れいなさんとのトークは普通に面白かった。 冒頭の圭ちゃんのツッコミはGJ!


上・京・物・語』 も普通に良かった。 「上手くまとめた感」 はあったけど、声をしっかりと張る事もできていて良かった。
一昔前だったら 「もっともっと!」 と思えた事も、最近の圭ちゃんは普通にやってくれるようになって来ている。 良い傾向だと思う。


ただ、圭ちゃんの歌に厳しいヤスヲタさんの何人かは、今回のフューチャリング企画に非情に厳しい評価を与えていた。
確かに、今回も圭ちゃんは可愛く綺麗に 「上手くまとめた」 歌い方をしていたように思う。 厳しいヤスヲタさんは、その事が気に入らなかったようだ。


でも、その 「上手くまとめる」 というのは本当に難しい事だと俺は思う。 ましてや、自分の曲ではなく他人の曲。 自分のコンサートで歌い続けているわけでなく、今回限りの曲がほとんど。 「上手くまとめる」 のに精一杯だったとしてもしょうがないよ。


今の圭ちゃんは、歌手業と女優業を半々で行っているというのが現状。 持ち歌が無いからコンサート・ツアーも無い。 裕子さんみたいに新曲披露で土日に歌い続けるという営業も無い。 歌う機会は非常に少ないんだよね。


その圭ちゃんが歌の技術を維持しているという事自体が、本当はすごい事だと思うんだよね。


今回の 『歌ドキッ!』 フューチャリング企画。
圭ちゃんの歌で目を見張ったのは、その音程の確かさ。 どの曲も、かなり高いレベルでしっかりと音程を取っていた。 他人の曲で1回限りの歌披露。 この条件下では大変な事なんだよね。 本当は。


さらに 「声を張る」 事では、以前に比べるとかなり良く安定してきていると思う。 まだまだ物足りなさはあるけど、とにかく先ずは安定させる事。 それが出来てから更に上を目指せば良い。


「歌に強く気持ちを込める」 というのはこれからでも良い、と俺は決めた。 だいたい、他人の曲に対して気持ちを込めるというのも本当は難しいもの。 圭ちゃんだって、自分の曲を得る事ができたら一気に大きく成長すると思うよ。


結局、ファンの俺たちが焦ってはダメ。 まあ、俺も今年1月のハロコンの感想で、まっつーを引合いに出して圭ちゃんの歌に文句を言っていたんだけどね......。
やっぱりね、今の圭ちゃんには歌で大きく成長する為の環境が整っていないよ。 自分の歌を持たせるとか、歌のステージに上がる回数を増やすとか。 せめて、厳しい歌の先生につけるとかしないとダメでしょう。


とにかく、俺はいつまでも追いかけますよ。 最近は圭ちゃんの舞台等での演技で楽しませてもらっているし、俺には十分です。
なにより、歌だって成長してきている。 それは本当に薄い皮かもしれないけど、それでも一皮剥けた歌を聴かせ続けてくれている。


頑張れよ!  圭ちゃん!!