ＭＤＳ個人的感想　（後）

ハロー Ｋｅｉ

今日は、圭ちゃん・やぐっつぁん・愛ちゃんの歌の感想を。　って、最近ドラムを叩きまくっているせいか、３人の歌の記憶が薄れてきてしまっている。　覚えている範囲で.......。


1.「抱いてHOLD ON ME!」 （保田・矢口・高橋）
ドラムのハイハットに気を取られて、あまり歌の記憶がない......（汗）。
あの衣装で歌い振付けをする姿が、何かちょっと可笑しかった。
声質もあるのだろうけど、やはり圭ちゃんの歌声が力強くて一番しっくりきていたかな？　　何気に、大サビの圭ちゃんの　「Ｈａａ〜〜〜〜〜」　は今回が生では初聴き。



2.「サマーナイトタウン」 （保田・矢口・高橋）
ドラムのＢドラに気を取られて、あまり歌の記憶がない......（再汗）。
やはりこの曲は保田・矢口コンビで聴いていた為か（『ハロプロアワー』）、愛ちゃんがどう絡むのか心配だったけど、普通に溶け込んでいたので嬉しかった。　声が通るせいか、やはりやぐっつぁんの上ハモが良く聴こえて来た。　



3.「晴れ 雨 のち スキ」 （保田・矢口・高橋）
多分１回しか聴いた事がない　（今年の冬ハロコン＠横アリ）　曲なので、良く分からんかった。　ただ、愛ちゃんが良く歌いこなしていたように思う。



4.「夢から醒めて」 （高橋）
正直に言います。　今回のステージで、俺的にベストな曲だった。　高橋愛ちゃんの歌唱力の高さを知る事が出来た。
彼女は高音域の声の伸びがイイね。　圭ちゃんよりも柔らかい声質でスーッと伸びてゆく。　かなり心惹かれる歌声だった。


あと、なんとなくなんだけど、「愛ちゃんはこの歌を本当に愛しているな」　という事を感じ取る事ができた。　ものすごく大事に、慈しみながら唄っていたように思う。


この曲を聴いて、彼女のソロをもっと聴いてみたくなった......。



5.「渡良瀬橋」 （矢口）
やぐっつぁんも声が綺麗。　ただ、“アイドル歌唱”　な感じが一部に垣間見えてしまったのが残念。　圭ちゃんも、最近そういう唄い方する事があるんだよねえ......。



6.「LOVE計算チガイ」 （保田 SAX演奏有り）
ついに初聴きです！！　　初めて聴いた感想は　「圭ちゃんらしい曲だね！」　という事。
以前に石川梨華ちゃんの　『理解して！＞女の子』　という曲を聴いた事があったんだけど、そのイメージがあったので　「いったいどんな　“トンデモ”　な曲が来るのか！？」　とヒヤヒヤしていたが、普通の曲が来た......。


いや、普通ではないか。　ちょっと　“昭和歌謡チック”　な所があって、面白く聴かせて頂いた。
愛ちゃんのソロ曲のように、歌唱力が全面に出るような曲でソロを聴いてみたかったけど、でも、この曲を聴けて幸せだった。


ただ、正直最後のサックスは要らなかった。　もし吹くのなら、もう少し動きのあるメロディーにアレンジするべきだったと思う。　サックスはキーを使う楽器。　「アドリブでは、動き回ってナンボ」　の楽器だからね。　あのメロディーなら、圭ちゃんの得意な中低音域の声で聴きたかったよ。



7.「人知れず　胸を奏でる　夜の秋」 （保田・矢口・高橋）
３人の　「基礎力」　の確かさを知る事ができた。　というのは、３人とも音程がしっかりと取れていたという事。
この曲はオール・ユニゾン。　それ故に、ちょっとした音程のズレで聴き映えが悪くなってしまう。　オール・ユニゾンの曲でそんな下手をするなら、適当なハモリに分割してしまった方が良い事さえある。


ところが、この３人はしっかりと音程を取っていた。　まあ、中盤までは微妙な音程のズレが有ったが、終盤までにはきちんと修正してユニゾンをこなしていた。　正直、本家の４人よりも美しいユニゾンだった。



8.「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜」 （保田 SAX演奏有り・矢口・高橋）
ぶっちゃけ、この曲には期待していなかった。　あの　「吉澤・安倍・後藤」　には敵わねえだろうと.......。
ところが　「保田・矢口・高橋」　の３人は、そんな俺の気持ちを裏切ってくれた。


正直に言います。　本家よりも数段良かったです！！
その理由としては、先ずもって　「宝塚ヲタ」　の愛ちゃんが居たからでしょう。　あの台詞のパート。　あれはやはり、宝塚の役者を愛してきた人間がやると違う。　そう実感させられた。　もちろん、歌の面でもね。


そしてもう１つ。　それは　『剛の保田』　の存在。　圭ちゃんの力強い歌声があの曲に非常にマッチしていた。
声質だけでなく、圭ちゃんは　「発声」　も力強い。　その事が、あの曲をしっかりと引き締めていたと思う。


本家の３人は、まだあの頃は　『柔の吉澤』　などであった。　その事が、どこかチャラチャラした感じを曲全体に与えていたが、今回は　『剛の保田』　の存在がそれを打ち消し、より宝塚に近い印象を与えていたと思う。



9.「なんにも言わずにI LOVE YOU」 （保田・矢口・高橋）
最後の最後で本当にゴメンなさい。　この曲の間中、ずっとバック・バンドの伴奏を聴いていました。　だから３人の歌の印象があまり無いんです.......。




以上が、この前のＭＤＳの感想。
なんだかんだ言って、結構楽しめたステージであったと思う。
でも俺的には、歌自体を楽しめた事よりも、３人の歌の　「今」　を知れた事の方が嬉しかった。