MDS個人的感想 (中)

「26,000円」 の代金は高いか? それとも安いか? 
そう自問した時、圭ちゃんの歌のみを目当てに行ったのなら、間違いなく 「高い!」 と答えるだろう。 だいたい、会場が大きすぎてメインステージで歌う3人の表情がまったく見えなかった。 サブステもちょっと遠く、巡回で俺の側に圭ちゃんが来なかったら、多分泣いていたと思う......。


それと、やはりPAを通した音がデカ過ぎた。 っていうか、俺はもう観劇仕様の耳になっていて、大音量がダメみたい。 クロシェットでのCDS位だったらOKなんだけどね。


あと今回気になったのは、PAのミキシング・バランスの悪さ。 バック・バンドの伴奏の音が、ちょっとだけ大き過ぎたような気がする。 イマイチ、3人の歌声が埋没して飛んで来ないように聴こえた。


特にドラムの音がうるさかった。 どういうマイクの配置か知らんが、やたらとBドラの音が聴こえる。 あの 『晴れのち なんちゃら』 では、Bドラ音が完全に曲の前半の雰囲気を壊していた。


圭ちゃんの歌声のみを堪能するなら、今回のMDSの数曲よりも、生声で聴けた 『ちがいますシスターズ』 の子守唄1曲の方が遥かに良かったと思う。 まあ、とんでもなく贅沢な話なんだけどね.......。


という事で、ショーが始まってすぐに、俺は楽しみ方の方向を転換。 「だったら、バンドの音も楽しもうじゃないの!!」 と考えた。 特にドラムの音をね。


という事で、ドラムの感想をちょっとだけ。
『DHOM』 では、ハイハットの刻みが8分ではなく原曲 (打ち込み) 通りの16分で刻んでいるのを聴くと、一気にテンションが上がってしまった!!  あと、サビの部分のワンフレーズ目で3拍裏に入るクラッシュ・シンバル。 あれを生バンドで聴くと、やっぱヤバイよね。


『サマナイ』は、何といってもBドラでしょう!!  16ビートの引っ掛かりを表す2拍目裏の裏の16分音符。 あれが楽しくて、3人の歌を聴きながら、右足はずっとフットペダルを踏むように動かしていた(笑)。


ハイハットで楽しかったのは、ライブならではの合図を出すための4分音符のオープン。 例えば、『ミスムン』。 1度オールストップした後、再び大サビに入る時の合図。 実際に生バンドで見て聴くと、やっぱりテンションが上がった!!


『ミスムン』 といえば、フィルインに入る王道の3連タム回し。 実際に目にするとカッコえ〜わ〜〜!!


『なんにも言わずに〜』は、スローテンポの曲でよく聴かれる16分シンコペのクラッシュ・シンバル。 この曲でもかなり使われているんだけど、ドラムの関口源八さんは原曲通りに叩いてくれていた。 あと、大サビ前の転調時に聴かれる6連フィルイン。 これも原曲通りでカッコよかった!!


原曲通りといえば、キーボードでバンマスの千葉さんも、この 『なんにも言わずに〜』 ではシンセのブラス音をしっかりと使っていてくれた。 個人的に好きな曲だけに、千葉さんのアレンジは嬉しかったな。



あれれれれ?
ちょっとだけ書くつもりが長くなってしまった。 ヤバイ、圭ちゃん・やぐっつぁん・愛ちゃんの歌の感想を書く所まで行けなかった........。


という事で、続きはまた明日以降に......。


最後に、バンマス・千葉さんのブログから画像を拝借。



バンドの皆さん、素晴らしい演奏をありがとうございました!!