学び取れ!

何かを掴んでくれたら良い。.井川

まあ、OP戦の初登板は良くも悪くもド派手でしたな。 井川は。
打者8人に対し、被安打2・与四死球3(押出し含む)・奪三振3で2失点。 40球を投げて2回持たずに降板。 予想以上にド派手な初登板だった。


奪三振3」 というのが井川らしいと言えばらしいんだけど、まさか3つもフォアボールを出すとは思わなかったよ。
実際に投球の内容を見たわけではないので何とも言えんけど、「執拗に右打者の内角を攻めていた」 というのを聞くと、そこら辺のコースを試してみたかったんじゃないかな?
先日の王権民の投球を見て、内角高めが “ボール” の判定になっていたのを凄く気にしていたようだしね。


マスコミは挙って 『ホロ苦デビュー』 なんて書いているけど(みんなfrom「時事」?)、井川はいたって冷静。 阪神時代の様に自分を強く責めたり、はたまた無言で質問を避ける事もなく、逆に 「まずまずだったんじゃないですか。」 なんてしっかり答えているのにはちょっと驚いた。


インタビューの質問には、全般的に 「良かった」 と答えていた井川。 成績で見ると最悪の投球だった様に思われるが、そう答えたという事は井川は何かを学び取ったんだろうね。 「ストライクゾーンは大体判った」 って言っていたしね。


このオープン戦で井川は、あと4回程登板がある模様。 後半では、中4日のメジャー流の登板間隔も試すようだ。 
開幕まであと1か月弱。 打たれても良いから、そこから “メジャーの野球” を少しでも多く学び取って行って欲しい。


頑張れ!  井川!!