今日の阪神

2−1(延長10回)で東京ヤクルトに勝利。
正直言って、昨日までとそれほど変わらない試合内容だった。10安打も打ってたったの2点。やっぱり 「タイムリー欠乏症」 だ......。


でもね。俺も本当に嬉しかったよ、今日の勝利は。
確かに今日も打線が繋がらず、あと一本が出なかった。
しかしタイガースの選手は、今日の試合に勝つために自分の役割を一生懸命に果たそうとしていた。


まず投手陣。
オク様は5回を一失点で抑える。
ここのところ四球が多くて不安定だった江草は、1回をしっかりと3人で締める。
中日戦で打ち込まれたダーウィンも、今日はしっかりと抑える。
ジェフ様も粘りを見せて無失点。
藤川は、打って走って投げての大活躍。


今日の阪神はいわゆる “裏ローテ”。
これまでチームの勝利を演出してきた “表ローテ” の3人で中日戦を惨敗したので、「おいおい、今日は大丈夫かよ?」 と思っていたが、オク様や江草が素晴らしく頑張ってくれた! 本当に頼もしかったよ、今日の試合。


さて、今日も 「タイムリー欠乏症」 の打線。しかし、「打てないなら」 と守備の面で野手陣が奮闘してくれた。特に藤本はファインプレーを連発。失点の危機を乗り越えるのに貢献してくれた!


延長10回。
金本がヒットを打つ。
シーツ敬遠の後、鳥谷はしっかり四球を選ぶ。
そして最後の最後で、矢野がフライをしっかりと外野へ運ぶ。


選手の皆が自分の役割をしっかりと果たして、今日の勝利を呼び込んだ。
もちろん、打撃陣は自分の持つ最大限の力を発揮していたわけではない。
でも、その様に自分の力を少しずつ持ち寄って、大きな力とした。
まさに 「全員野球」 だったと思う。


だからだろう。サヨナラヒットの後の皆の笑顔がものすごく嬉しそうで、そしてとても輝いていた。


明日の試合も頑張って欲しい。
気持ちで絶対に負けるな! タイガース!!